日本摩登造型養生一機3役多功能自製豆漿機/調理機/研磨機~新款可直接使用乾燥大豆,不用浸泡了.附中文使用說明!
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● 生の食材から、手軽にスープが作れる
電気ケトルとミキサーが一体になったような仕組み。本体のポットは電気ケトルのような加熱の役目を果たし、フタの裏側にあるミキサーが、食材を細かく砕く役目を果たす。つまり、鍋をコンロにかけ、水と食材を投入して、フードプロセッサーで細かくしながら、加熱してスープを作るのと同じやり方で、スープが調理できる電気調理器だ。
大きさは、160×230×275mm(幅×奥行×高さ)で、重さは約1.8kg。ポット部分の容量は1.8L。これはできあがりのスープの量が、1.8Lまでが作れるということで、材料として投入できる水の量は0.8~1.3L。ポットの内側には「0.8L」と「1.3L」の目盛りがついている。実際に、スープを作る時は、これに食材を加えることになる。
本体に、スープフィルター、豆乳フィルター、ミル用カップと、大小2つの軽量カップ。レシピ集とお手入れ用のセットが付属する |
スープフィルターと豆乳フィルター。メッシュの穴の大きさが異なる |
グラインダーのカッター。ここで食材を粉砕する |
付属するのは、スープフィルター、豆乳フィルター、ミル用カップと、大小2つの軽量カップ。それに、テレビ番組でお馴染みの坂井宏行シェフ推薦のレシピブックがついてくる。電源コードは、約1.5mの長さがあり、マグネット式で本体から取り外しできる。
スープフィルターと豆乳フィルターは、カップの形になっており、こし網の役目をする。この中に食材を投入して、グラインダーを差し込み、カップの中で粉砕する。細かくなった食材はメッシュの穴を通って、スープに溶けだすのだ。スープフィルターと豆乳フィルターでは、スープフィルターの方が、メッシュの穴が大きくなっている。
操作パネルはフタの上にあり、「豆乳」「ミル」「調理」の3モードはここで選択する。できあがりまでの時間は、豆乳を作る「豆乳」と、スープを作る「調理」で約18分、ミル機能は20秒ごとの調節が可能で、調理時間の長さを変える。
フタの操作パネル。「豆乳」「ミル」「調理」の3モードがある |
電源コードは、1.5mの長さがあり、マグネット式で取り外しできる |
フタとポットの接続部 |
● 食材の種類や、調味料で味の工夫が楽しい
さっそく、スープをつくってみよう。
まずは、ほうれん草スープを作る。材料は、ほうれん草の他に、固形のスープの素、牛乳と水だけを使うシンプルなもの。ほうれん草を洗って適当な大きさに切り、電子レンジで2~3分加熱する。スープフィルターにほうれん草と固形スープの素を入れ、グラインダーを差し込む。
約350gのほうれん草を洗って切る |
電子レンジで2~3分加熱し、カップに投入する |
固形スープの素を加える |
グラインダーを差し込み、フタに装着する |
常温の牛乳と水をポットに注ぐ |
フタをセットすれば準備は完了 |
この時、カップの中に食材が入っている状態で、上からグラインダーを差し込むのは、少しコツが必要だ。ほうれん草は、カップの中に折り重なっているので、カップを振ってほうれん草を浮かせるようにしながら、少しずつグラインダーを下に沈めた。カップは、「閉」「開」マークを目印に回して締め、フタに装着する。ポットに、牛乳と水を注ぎ、フタをして、「調理」ボタンを押す。
ボタンを押してから、5分ほど経つと、突然、本体からゴーッという大きな音がする。グラインダーが回転しはじめた音だ。これは、コーヒー豆を電動ミルで挽く時と同じぐらいの音量がある。最初は10秒ほどで終わり、しばらく間があった後、また回転する。これが断続的に続いて、約15分ほどでスープが完成する。
「調理」ボタンを押して、15分待つ |
ほうれん草スープのできあがり。濃度に差があるので、上下をよくまぜてから、皿に注ぐ |
できあがった、ほうれん草スープ |
フタを開けると、きれいな緑色のほうれん草スープができあがっている。ポットの中でスープの濃度に差があるので、本体を上下に動かして、中をよく混ぜてからスープ皿に注ぐ。加熱しながら調理が行なわれるので、すぐに熱々のスープを楽しめる。
お皿に移したスープは熱々で、湯気が立っている状態。味はお店で食べるよりも濃厚で、ほうれん草の味がしっかりする。鍋で煮るととても手間がかかることが、あまりに簡単なので、気が抜けてしまうほど。ほうれん草スープの作り方は基本の作り方で、これを応用する形で色々な種類のスープも作ることができるという。
説明書には応用編として、食材の分量を多くして味を濃厚にしたり、牛乳を常温にしておくなどの方法が書いてある。また、舌触りにザラつきがあった時は、皿に注ぐ前に、濾したりするのも良いだろう。もっと大胆に工夫して、カップの中に入れる食材を複数ににしたり、水と牛乳の割合などのアレンジや、トマト缶を使ったりなど、いろんな工夫ができるので、食材選びが、楽しめそうだ。注意点としては、調味料の砂糖だけは、焦げる原因になるので、調理後に加えるというだけである。
こんどは、豆乳を作ってみる。
前準備として、小さい計量カップ1杯(約100g)の乾燥大豆を、6~10時間水に浸しておく。前の晩から水に浸けておくと、小指の先ほどだった小さな乾燥大豆が2~3倍の大きさに膨らんだ。この大豆を豆乳用フィルターに投入して、グラインダーを差込み、フタに装着する。ポットに1.3Lの水を注ぎ、フタをして「豆乳ボタン」を押す。
スープの時と同じように本体で、加熱とミキサーを繰り返し、20分ほどでできあがりだ。フタをはずすと、すぐに豆乳の薫りが漂う。飲んでみると、新鮮で臭みがなく、市販の豆乳よりもとても飲みやすい。
小さい計量カップ1杯の乾燥大豆を、6~10時間、水に浸す |
2~3倍の大きさに膨らんだ大豆を豆乳用フィルターに入れる |
グラインダーを差込んで、フタに装着する |
ポットにフタをセットする |
「豆乳」ボタンを押して、20分ほど経ったらできあがりだ |
臭みのない、飲みやすい豆乳ができあがった |
今度は、できたての豆乳で豆腐を作った。豆乳をボールに移して70~80℃に冷まし、にがりを入れて、そっと掻き混ぜる。すると、辺りにお豆腐屋さんで嗅ぐような匂いが充満し始める。そのまま10分ほど置き、豆乳が水と豆腐に分離してきたら、布で濾す。布に残った豆腐を型に入れて冷ませば、できあがりだ。
豆乳ににがりを入れて、そっと掻き混ぜると、すぐに分離してきた |
濾して、残った豆腐を型にいれて冷やす |
できあがった豆腐。最初の乾燥大豆ほどの大きさに戻ってしまった |
豆腐よりもおいしい、おからをゲットした |
完成した豆腐は、サイズがとても小さい。100gの乾燥大豆が、1,300ccもの豆乳に増え、またもとの乾燥大豆と同じカサに戻るという、理科の実験をしているようで面白い。味は、作る過程の楽しさが加わって味わい深いのだが、初めて作ったせいか、残念ながら市販のお豆腐には負けてしまった。
思いがけずよかったのは、豆乳の副産物としてカップの中に残っていた、おから。大豆の味が、まだおからに残っているので、とても濃厚な味。しかもパサパサではなく、マッシュポテトのような食感が楽しめる。
使用中の注意点は、ポットの外側がかなり高温になること。また、細かいところで、いくつか気になる所がある。例えば、フィルターカップは、調理後フタに密着してしまい、外しづらいということ。手の力では無理だったので、箸など棒状のものをカップの取っ手に差し込んで外した。
もうひとつ、ポットとフタの接続部の電気系統の、露出が気になった。普段使用する時は気にならないのだが、お手入れ時には、水が入らないよう注意する必要がある。一応はプラスティックで覆ってあるものの、気をつけないと中に水が入ってしまう。機能面には満足しているだけに、安全面と使いやすさには改良を期待したい。
電動ミルとして使うこともできる。ミル用カップに胡麻を入れて、フタに装着する。ミルとして使う時も、ポット内部にカップをセットしてから、「ミル」ボタンを押す。20秒ほどで自動で停止し、胡麻が粉のようになった。粉砕時間の調節は、20秒ごとしかできない。
ミル用カップを使い「ミル」機能で胡麻を細かくする |
粉のように細かくなった |
粉砕する前と後の胡麻を比べた様子 |
胡麻と鮭を一緒に粉砕する |
ふりかけを、作ることもできる |
フィルターカップは外しづらくなるので、取っ手に棒状のものを差込み、テコの原理を利用して外した |
お手入れ方法は、付属の洗浄ブラシを使って、カッターとフィルターカップを洗う。フィルターカップは食材がこびりついているので、しっかりと洗う。また、ポットは洗浄スポンジを使い、電気系統に水が、かからないように注意しながら、中性洗剤で水洗いする。
● 材料を入れてスイッチを押すだけで、簡単にスープが作れる
内蔵されているグラインダーの粉砕の力は強く、ほうれん草をペースト状にすることも、大豆から豆乳を絞ることも、短時間でできる。加熱力も強く、食材はしっかり加熱処理されて、スープになっていた。スープを作る手順が、単純なので、失敗せずに簡単にスープを作ることができる。個人的には、外国での需要も期待できるんじゃないかと思うほど、これからが楽しみな製品だ。
火を使わずに、電子レンジの下ごしらえだけで調理ができるので、活躍するシーンが広い。手軽にスープを飲みたい時や、風邪を引いて、おもゆを食べたいと思った時も、もちろん活躍してくれそうだ。また、赤ちゃんの離乳食や老人向けの食べ
やすい食事づくりなどにも、おすすめだ。
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